自分の教室を初めて数か月たったころ、文化センターの2時間のクラスも結構人数が集まってきました。
そんなころ、ちょっとシャイだけどとっても感覚の良い男の子が体験レッスンで来てくれました。
その子のお母さんが私のリトミックを気に入ってくれて、会場を1つ用意してくれました。
会場ばかりでなく、生徒さんも15人位集めてくれました。
そして私の教室は2つになったのです。
15人の生徒を集めることは、今思うと本当に本当に大変なことです。
リトミックと子供に対する愛情は人一倍持っていたつもりでしたが、まだまだ駆け出しの私でした。
そんな私を本当に信頼してくれたお母さんに感謝の思いでいっっぱいです。
でもそのころの私はまだ若く、精一杯教えてはいましたが、自分の感謝の気持ちを伝えきることが出来なかったと思います。
もっともっと感謝の気持ちを伝えるべきだったと今思うのです。
先日、そのお母さんと偶然再会しました。
私は、本当に感謝の気持ちが溢れてきて「あの時があって、今があります。本当に本当に感謝しています」
とお伝えしました。
そうしたら、そのお母さんは「どうしたの?急に・・そんなおばさんっぽいこと言って・・・」
なんて笑いとばされました。
なんて素敵な人なんだろうと、その時も思いました。
何人も生徒さんをご紹介して下さったかたは、他にも沢山沢山いらっしゃいます。
今言っても遅いかもしれませんが、本当に本当にありがとうございました!