ほめることは、体験レッスンで生徒さんを獲得する上でとても大切です。
でも、なんでもかんでも褒めたら良いわけではありません。
初めてピアノを習う小さなお子さんの場合、
ピアノを30分も集中して弾くことはできません。
そこで、音符を読ませたり(工夫して、楽しく読ませます)
リズムを叩かせたり(リズムカードも用意して、お母さんも納得するように)
ドレミを歌わせたり、色々なことをします。
ピアノも、簡単な曲を一緒に弾いてみたり、
黒鍵を使って自由に弾かせたりもします。
そうです。
色々なことをすると、褒めることが増えるのです!
「良くお話を聞けますね。素直なので音楽も素直に吸収できるはずですね」
「リズム感がとってもいいですね。感覚が良いのでどんどん伸びますよ」
「お歌がとっても上手ですね。心で歌える子は、ピアノも上手になるのですよ」
元気な子、おとなしい子、恥ずかしがり屋な子、ちょっと集中力のない子
色々な子がいます。
お世辞で褒めるのではなく、本当にその子の良いところを見つけて、
メチャメチャ褒めてあげて下さい。
そして、いついつ位には両手で弾けますよ。とか
こんな曲が弾けますよ、とか
こんなコンクールに挑戦できますよ!とか
お母さんに、お子さんが上手になる姿を想像させるようなことを
言いましょう!
そして、先生自身も子供がそうなるように情熱を持って教えます。
そうすると、またまた口コミで生徒が増えます。
もうひとつ、お母さんの育て方もほめましょう。
「いつもニコニコで可愛くて、お母さんそっくりですね。」
「凄く丁寧に楽譜を見てますよ。お母さんが本当にきちんされてるのですね」
でもこれも、お世辞ではダメです。
本当にそう思えるように、お母さんとのコミュニケーションを大切にしましょう。