リトミック講師の井上幸子です。
下記のようなメールを頂きました
最近は、お問い合わせやご質問のメールの多く頂くようになってきました。
出来る限り、皆さんに丁寧にお応えしたいのですが
同じような内容も多いため、皆さんのお役にたちそうなことは
記事にしたいと思います。
****************************
今年度から,
幼稚園で音楽の授業を行っています。
年中長の授業で使えるような内容を学びたいと思っています。
一年を通して授業を行うので、
幅広く多くの事を子供達に教えられたらいいなと思います。
また、フープやハンカチやボール等を使った内容も学びたいです。
*******************************
幼稚園での音楽の授業といいますと
リトミックだけではなく、お歌、合奏なども取り入れる必要がありますので
リトミックを通して、それらに上手く結びつける必要があると思います。
音楽教室の幼児クラスでも同じことはいえるかなと思います。
このご質問をしてくださった先生は大学で2年間リトミック学んでいらっしゃり
いままでにもリトミック経験のある先生ですので、専門用語を交えてお話しますね。
もし、専門用語がわからない・・・
という先生は、1月13日にリトミック講習会をしますので
よかったらお越し下さい。
今、時期は秋なので やはり秋を題材に考えてみますと、
まず
秋、
から何を連想するか聞いてみます。
拍子のテーマで
そして、「くり」 「とんぼ」 「コスモス」 「どんぐり」「おつきみ」など
出てきます。
もちろん秋に関係のないものも沢山答えてくれます。
年中以上なら、
即興唱
を交えて聞いて答えてもらうのもいいでしょう。
メロディをつけて、「あーきといえばなーにかな?」と歌で聞いて
メロディーをつけて歌い返してもらいます。
その中から、2つ文字、3つの文字、4つの文字を選びだし
2人組で、2拍子、3拍子、4拍子の 感じがわかる動きをしてもらいます。
年中以上なら、充分経験のある子達なら、拍子にあった動きを自分たちで考え出すこともできます。
その後
、アームビート
に持っていくこともできます。
そのあと、秋のうたなどを使ってアームビートをしながらリズムを歩いたり(これはかなり難しいので、年長位)ですが・・・もできます。
ポリリズム・フレーズのテーマで
秋の歌にあわせて、2つのパートで違うリズムを叩いたり、
動いたりする
(ポリリズム)
を経験させて、合奏に無理なく導くことも出来ます。
スカーフを使うのは、小さい頃は色々なイメージで使いますが、
幼児になると、私は
フレーズ
でよく使います。
フレーズをスカーフを使って描きながら、ステップをする。
フレーズが変わったら向きを変えるとか。
また、曲全体をみんなで表現するにもスカーフは使えます。
秋ですと、山の音楽家曲は、弾き方にによっては、
フレーズの長さが違う(中間部は短いフレーズに感じる)ので
結構面白いです。
また、音名で歌うのもとても歌いやすいですし、
最初の
ソ
をお休みして
ドド
から弾き始めるとピアニカでも簡単に弾けるので
合奏も楽しく取り入れることもできます。
木琴などのパートはずっと
ドソ
の繰り返しであいますし・・・
年中・年長は補足リズムや、縮小拡大のテーマ、カノン
など色々な事が教えられる(やっとリトミックっぽくなっってくる)
教えていて本当に楽しい時期です。
補足リズムのテーマで
ハロウィンも近いので、パートナーと組んでピアノのメロディーに合わせて
ひとりが、ゴーストになって動いて、ひとりは魔女も声で、補足リズムを入れる
とかもありですね。
補足リズムが上手になったら、聖者の行進とかの曲で動いたり、
合奏したりもできますね。
色々お伝えしたいのですが、音楽なのでやはり書いて表現するのは
難しいですね
1〜3歳の、音の高い低い・ダイナミクス・速度 などできることが限られていて
表現力をのばしたり、即時反応中心のうちは、
書く事でアイディアの提供はかなり出来るのですが
幼児以上のリトミックは、やはり体験していただきながら説明もしたいと思います。
ご興味のある方は、1月の講習会にいらしてください。
まだまだ先で本当にすみません
コメント・メッセージなど頂いたかたに、
予約時は先行でご案内差し上げます。
と言いましても、先行予約でお申し込みのご予約をさせていただける方は
あと数名かもしれません。
せっかくお越しいただくので、少人数で皆様と沢山学び合いたいと思っています。
それでは、皆様のお教室が大大発展いたしますように(^O^)
↓応援クリックとっても嬉しいです